illustrator ラスタライズ(解像度)の変更方法

illustrator ipadで作成した画像を見ていると、なんとなく画質が悪いなと思ったことはありませんか。
結論から言うとデスクトップ版とiPad版ではラスタライズ(解像度)が違うようです。

なのでiPad版で作成したデータはPCで解像度を変更することにしました。

ラスタライズの変更方法

変更方法は2つあるので順番に紹介していきます。

その1 「個別」に変更する方法

こちらの方法だと選択した画像やぼかしなどの効果のラスタライズを個別に変更できます。

1.効果 → ラスタライズ を選択

2.解像度を高解像度(300ppi)に変更 → OK

これにて終了です!すごく簡単です。

その2 「一括」で変更する方法

こちらの方法では、書き出しの時に一括で変更をすることができます。

1.ファイル → 書き出し → 書き出し形式

2.ファイルの保存画面がでてくるので、書き出しを選択(今回はjpegで保存)

3.画質を「10」に変更 → 解像度「高解像度(300ppi)に変更 → OK

要注意ポイント!

色々な画像を配置して、個別に変更のは大変なので書き出しの時に一括で変更すればいいかと思っていた過去の私と同じ轍を踏んではいけません。

せっかく解像度を変更しても、以下の注意点を守らないと意味がないことになってしまいます。

ここに注意

  1. 「個別」で300ppiに変更をしても、書き出しの時に低解像度(72ppiなど)出力だと、解像度は低い方で書き出されます。
  2. 「一括」で300ppiに変更しても、もともとの画像が低解像度(72ppiなど)の設定だと、データ上では300dpiですが、画像は72dpiの品質です。

あれ?変更すれば解像度は上がるわけではないの?と思いますよね。
そうなんです。すべての解像度が上がるわけではないのです。

詳しい説明は別記事で行いたいと思います。

 

-Illustratorの使い方